ブラックホール

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超巨大の最大ブラックホールの質量や大きさをチェック!半径はいくつ?

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ブラックホールは、とてつもない質量を持った天体です。

ブラックホールの大きさは、持っている質量によって、いくつかの区分もされているんですよ。

これまでに見つかっているブラックホールの中で、最大のものは一体、どれくらいの質量を持っているのでしょうか?

また、半径はどれくらいになるのでしょう?

当記事では、ブラックホールについて、その大きさに関する情報を紹介していきます。

ブラックホールの大きさとは?

ブラックホールの大きさとは、実にややこしいものです。

ブラックホールの本体とも言うべき天体、つまりとてつもない質量の塊は、重力で極限まで縮んでしまっているので、

ほぼゼロに近い点

とされています。

なので、ブラックホールの大きさ≠天体という認識になることを、まずは前提として覚えておいてください。

 

一般に、ブラックホールの大きさという場合には、

事象の地平線の範囲

のことを指します。

ブラックホールの大きさは、シュヴァルツシルト半径で表されますが、あくまでもこのシュヴァルツシルト半径というのは、

ブラックホールの特異点から事象の地平線(イベントホライゾン)までの距離

のことを言います。

『事象の地平線』というのは、そこを超えると光すら脱出できなくなり、何の情報も伝達できなくなる部分…

簡単に説明すると、外から得られる情報の限界点のことで、事象の地平線から先は、何があるか認識することができません。

 

なので、一般には、ブラックホールというのは、

本体となる天体ではなく、吸い込まれると二度と出られない空間

なんですね。

 

ブラックホールの大きさ区分

ブラックホールは、質量の大きさごとに、区分されています。

恒星ブラックホール

恒星ブラックホールは、超新星爆発によって生まれるブラックホール。

いわゆる、一般的なブラックホールということになります。

太陽の30倍ほどの大きさをした恒星が、その一生を終えた際に、ブラックホールとなります。

恒星ブラックホールの質量は、太陽質量の数倍~数十倍ほど。

大きさは、

直径数十キロほど

だと言われています。

中間質量ブラックホール

恒星ブラックホールよりもはるかに巨大ですが、超大質量ブラックホールよりもかなり小さいブラックホール。

それが、この中間質量ブラックホールに該当します。

太陽質量の数千倍~1万倍

ほどの質量を持つのが、中間質量ブラックホールなのですが…

恒星ブラックホールの誕生条件にしては重すぎ、超大質量ブラックホールの条件は満たしていないという、謎の多いブラックホールのため、形成のメカニズムは不明です。

今のところは、

  1. 恒星ブラックホール同士が合体した
  2. ビッグバンの際に生じたガスから生まれた恒星がブラックホールに進化した

との仮説が立てられています。

超大質量ブラックホール

巨大なブラックホールが、この超大質量ブラックホールです。

どれくらいの質量を持っていると、超大質量ブラックホールに分類されるのかという話ですが…

太陽の約10の5乗倍から10の10乗倍の質量

という、もはやわけのわからないほどの質量です。

この超大質量ブラックホールは、

「どの銀河の中心にも存在してる」

と言われています。

私たちの住んでいる銀河系である天の川銀河にも、

いて座A*(いて座エースター)

と呼ばれる超大質量ブラックホールがあるんですよ。

いて座Aスターの質量は、

太陽質量の約400万倍

と言われています。

シュヴァルツシルト半径は、約1200万km。

何だかとてつもなく大きく思えますが、実は

太陽から地球までの距離の8%ほど

しかなく、ブラックホールは大きさ自体はそれほど大きくないのです。

『小型大質量』

と呼ぶのがふさわしいでしょう。

 

最大の超大質量ブラックホールはどのくらいの大きさ?

今、確認されている中で最大の超大質量ブラックホールは、どのくらいの大きさをしているのでしょうか?

 

調べてみると、確認された中で最大のブラックホールなのが、

かみのけ座銀河団を構成する超巨大楕円銀河の1つ・『NGC4889』

です。

『NGC4889』が、どれほど巨大なブラックホールなのかというと…

太陽質量の210億倍

もの質量をもっていると推測されています。

これだけの質量を持つブラックホールだと、どれくらいの大きさになるのかですが…

なんと!

『NGC4889』の大きさは、直径約1300億km!

半径にすると約650億kmです。

もはやわけがわかりません。

一応、例えを出すならば、この半径約560km、直径1300億kmというのは…

海王星の公転軌道の直径の約15倍

になります。

そんなこと言われても、ピンとこないですよね。

ちなみに『NGC4889』ですが、現在は活動を停止しています。

なので、その周辺では新しい星が生まれているとのことですよ。

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まとめ

ブラックホールは、質量によって

小中大

の区分がありました。

規模が、とてつもなく大きい超大質量ブラックホールはいくつかありますが、確認された中で最大のブラックホールは、

太陽の210億倍の質量

を持っていて、半径は約650億km!

もはや想像のつかないレベルの大きさです。

こんな想像もつかない大きさのブラックホールが、いくつも点在していると思われるのですから、宇宙の広さ、大きさはすごいと感じさせられますね。

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